タイトルとかはないよ、いまんとこ。

>アスペな自分 頭でっかちにならないように、体験ベースで書けよ。

信頼は良い仕事の副産物だと考えてみる

私の仕事は、メーカーから委託されてユーザー向けの取扱説明書を制作することである。

これまでは、執筆、データ編集といった制作現場で手を動かすことが私の役割だったが、最近になって、進行管理をしながらうまく周囲に動いてもらう役割に、少しずつシフトしはじめている。年齢を考えればそうあるべきだろうし、勤務時間は短くしながら給料を上げようと思ったときの一つの道としてその道は分かりやすい道ではあるので、意欲的に取り組んでいるつもりではある。

ただ、人に動いてもらう、人を動かす、ということに対して、苦手意識が強い。

信頼関係の構築は主活動ではない

そんな中で、最近よく思い出す言葉がある。学生時代、教育実習に行ったあと、大学で振り返り会をやったときに言われた、こんな言葉だ。

授業内容で信頼関係を築くことができれば、休み時間や部活に顔を出せなかったとしても、特に問題はない。

あなたの授業では、笑いを取ろうと冗談を言っているわけではないのに、生徒から笑いが起きている。十分な信頼関係を築けていると思う。

すでに自分の都合の良いように改竄してしまっているとは思うが、この言葉は、ずいぶんと慰めと自信になったし、今も自分を何とか動かす力を与えてくれている。

主活動が何かを強く意識すべし

発達に凸凹あり、社会性の障害が出やすい特性の私は、人間関係を築くことを目的とした活動(雑談や、懇親会など)に対して、強い苦手意識を持っている。今の仕事の役割として、対人折衝のようなものを求められる場面が多いため、潤滑油としてのコミュニケーション能力みたいなものがあれば、非常に役に立つだろうと思うのだが、あまり自分にそこは期待できない。以下の記事をヒントにしていきたいとは思っているが。

ただし、正確で、明快で、クレームに強い取説を、予算内で作ることが目的で、それを達成できる人間として信頼を得られるのであれば、それはそれで構わないということになれば、すこし、やってみようか、という気にもなれる。

私がやるべきは、スムーズに物事を進めるために、考えるべきことを考え抜き、やるべきことを明確に伝え、必要な材料をかき集めることであるはずだ。

とはいえ、社会性がないことで、物事がスムーズに進まず、時間かかかりすぎ、コストに合わなくなってくる、となってしまうと、問題になるだろう。そこをいかに回避するかが、今後の課題になってくるのかな、と考えている。

また、先ほど書いた仕事の目的は私が思うテクニカルライター/取説制作ディレクターとしての使命みたいなものだが、もうひとつ大事なのは、だれが私に何を解決してほしくて仕事を頼んでいるのか、ということ。
自社の上司、クライアントの担当者(あるいはその上司)など様々なステークホルダーがいるはずだ。これは自分がどんな風に仕事をしていきたいかによって何を一番大事にすべきなのかは変わってくるだろうし、場面場面でも変わってくるかもしれない。バランスが大事だ。漫画のようにまっすぐなものにもあこがれるが、漫画のように一途では立ち行かないのが現実の面白さだろう。(20/5/24)


ユーリ:君が最後まで仕事を全うすると約束するなら私が知っていることを君に話すよ

アルテ:ユーリさん/ひとつ確認しておきたいことがあるんです/私は…/誰のために/何のために雇われていますか

ユーリ:カタリーナの幸せのためだよ


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※2019年7月23日のメモより。