【反省】結婚式とプロジェクト管理
結婚式を挙げた。
その少し前に、グループ会社に出向した。ディレクション業務を期待されている。
共通項は、どちらもプロジェクト管理が重要であること。
そして私が苦手とすることでもある。
この1年ほどは、仕事がうまく取り廻せず、プロジェクト管理手法の習得の必要性を痛感していた。インターネットでいろいろと調べた中では、以下のツイートが非常に参考になりそうではある。が、実践までは至っていない。
2011年に出たスクエニの人のゲーム開発のマネジメントの資料を最近知ったんだけど、これ2011年の時点でここまでまとめられてるのまじすげーって感心してるわ。業界関係者全員読めレベルだわ、特に前半。https://t.co/IROxuuQBBL
— すじ@キュアめちょっくおじさん (@Suzeep1983) 2018年1月4日
要旨としては
- プロジェクトとは不確実なものである
- そのため予想は難しいが制御は可能
- 周到な事前対処と細かな振り返りと積極的な事後対処がカギ
といったところだろうか。
しっかり計画して、常に振り返り、微調整を繰り返すことで、大事故を防ぐ。
結婚式について、具体的なイメージをもっていたのは妻のほうで、夫たる私はそれを共有しきれないまま当日を迎えてしまった。
妻にはビジョンがあった。昔からの夢もあれば、今具体的にやりたいこともある。
それは日常生活の中で断片的に示されるものもあれば、胸の内で膨らんでいき、式場との打ち合わせの場で初めて表明されるものもある。脳内では繰り返し繰り返しシミュレーションが行われ、日々アップデートされていく。新たなアイディアも生まれる。
私は最後までそれについていくことができなかった。そして、妻の想定よりも作業速度が大幅に遅かった。私自身も自分のキャパを理解していなかった。
計画の全容を把握していないうえに作業が遅い。作業日程を理解しているのは妻だけで私は入り口にも立っていない。受けた指示も勘違いするし、忘れてしまう…
とここまで書いて、大きな過ちに気付いた。
私は、結婚式を挙げる新郎新婦の関係を、クライアントと制作現場スタッフの構図で捉えてしまっていたのではないか。
求められていたのは、どういう構図だったのか。エンドユーザーは親や招待客だろう。クライアントは妻で構わないと思っている。そのとき、夫が制作ディレクションができれば、妻の想いを式場プランナーと共に現実的な形に落とし込んでいくことができたのではないか。
これ以上は頭でっかちモードに入りそうなので、ストップ。大事なのは現実である。実現である。支離滅裂のまま公開。